1952-07-07 第13回国会 参議院 労働委員会 第27号
その常識を欠いたときには組合運動というものは逆に変なものになつて来るということは事実であつて、却つて惡化する、惡いほうに行くということは事実です。その程健の常識は持つている。だから、その常識に従つて、ものをやられてもいいのじやないのか。こういうふうに考えますが、更にこれを追究して行けば、敷き与されただけの文句にしでも固執されるだろうと思うのでこれ以上は追究しないことにして……。
その常識を欠いたときには組合運動というものは逆に変なものになつて来るということは事実であつて、却つて惡化する、惡いほうに行くということは事実です。その程健の常識は持つている。だから、その常識に従つて、ものをやられてもいいのじやないのか。こういうふうに考えますが、更にこれを追究して行けば、敷き与されただけの文句にしでも固執されるだろうと思うのでこれ以上は追究しないことにして……。
このことは、特に農家経済に重圧を及ぼし、農家は買うものが高く、売るものが安く、鋏状価格差の中に追い込められて、農家経済の貧困はますますはげしく、惡化し来つたのであります。このことは、最近発表されました安定本部の数字に見ても明らかであります。
休職でも成立すれば、もちろんそういうことは論議する必要はないことになると思いますが、非常に惡化して来れば、何らかの措置を日本としても考えなければならぬ、こういうことに相なるかと思うのでありますが、ただいまのところでは、先ほど申し述べましたように、いわゆる基地、向うの施設、区域の中は先方が自分でやつておる、付近に対しては外務省を通じて協力方の懇請があり、それを外務省が付近市町村に連絡いたしまして協力を
但し日本の国内で向うが直接調達するために、それのやり方がよろしきを得ないために、日本の経済界にいろいろな動揺を来すとか或いはいろいろな紛議を来すとか或いはそれがために対米感情が惡化するというようなことになつてはいけませんので、その点につきまして十分向うと連絡をいたしまして、そういうことのないように、日本の経済とよく調和のとれた調達の仕方をする、こういうふうに調達方式を実行してもらうように十分話合うということが
その考え方の程度はいろいろあろうかと存じますけれども、みずからの経営の利害関係によつて、問題を長引かせたり惡化せしめたりする原因は、おおむね経営者にあることは、私ども断言してはばからない。労働者の罷業権というものは最惡事態の最大の権利であつて、これをやすやすと拔くことは労働者にいかなる利益があるか、そのくらいのことは、今日の労働組合の指導者の大半は考えておるはずである。
従いまして、消費者のほうの対米比価はそう急激には開きませんけれども、惡化はしない。生産者の対米比価はむしろ六四に上る、こういう形が現出されるのではないか。その間の費用等は赤字が出るということははつきりいたさざるを得ないのであります。
ただ相当大きな事態、また社会情勢が惡化して来るといつた傾向が増しますならば、従来の行き方をもつと強化したものが必要になつて来るのではないかと考えております。今回の場合におきましても、今回の事件が連絡が惡かつたために起つたというふうには私は考えておりません。相当連絡は十分にいたしたつもりでございます。
ただ事前情報として、先ほど特審支局長からそういうお話があつたそうでございますが、その通りわれわれとしましても聞かされておつたのでございまして、警察が手を出すことによつてかえつて全体の人たちを激化させ、事態を惡化させるという危險が非常に多いのだ。従つてそうしたことに対して下手に乗ぜられないようにということは、われわれの会合のときにも十分な注意をしたわけでございます。
併しこれもほんの二、三年の問題でございまして、すでに昭和二十三年の後期から二十四年に入りますと水産業の経営状態というものは非常に惡化の傾向になりまして、現在非常に行詰つておる段階にあるわけでございます。これはどういうことかと申しますと、農村と全く同じでございまして終戰後海外から引揚げた人たちもおるわけでございます。殊に戰前の日本の漁業というものは世界到る所に進出しております。
次に電力事情惡化に伴う労働事情について若干触れますならば、昨秋の電力危機によつて生産低下の現象を呈した工場は比較的大規模事業場に多く見受けられるとのことでありまして、電力事情惡化に原因する賃金不拂に関するものとしてはそれを直接の原因とした不拂の事業場はなく、今後の問題としては中小企業がとりわけ生産減と売掛金の回収難その他の経済事情に起因して相当数の賃金不拂の発生が予想されるとのことでありました。
そこでこのうちには不用品とか不適品の持越がたくさんあるし、結局貯蔵品の回転率は惡化して、資金は固定化して貯蔵品の取扱費の増大を招いているということでありまするが、これは誠に遺憾なことと思うのでありましてこの間の事情を明らかにして、今後の対策についてその方針を承わりたいと思います。
併しだんだんと世の中が敗戦後の頽廃気分と申しましようか、そういつた気分から、先ほど申上げましたように若い人がヘロインを吸い始め、吸つて間に合わなくなつて注射する、そういつた状態になつて参りまして、一年々々とこの状態は惡化する傾向にあります。それで先ほど申上げました非常な高価なものでございまするので、この麻薬を買わんがために相当無理をして惡いことをして金を得る。
それからその次の問題は、この白鳥事件のような問題については、そういう非法的な投書にもかかわらず、警察官は意気軒昂たるものがあるということは心頼もしい限りでございますが、一体札幌においては、こういう不祥な事件が起きるということを現地においては予測する程度まで惡化していたのか、それとも單にいやがらせ程度の投書であると思つていたところに、突如としてこう起きたために、現地においても実のところは現に取調べ上支障
かくては海外市場は日本品に対し弱気買控えとなり、余る物に値段なしのたとえで、市況はいよいよ惡化し、商社の中には損失覚悟で投売りをなすもの頻発し、自然国際的にも著しき惡影響を与え、英国は勿論、米国、オランダ等においてはこれをアラーミングな増錘の結果であるとし、必然日本綿業は再び過剩設備、即ち過剩生産の重圧に耐えかねて安売りによる世界市場の撹乱を再現するに至らんとの危惧を抱くに至るべきは明白である。
従つて月産能力二十四万梱に及ぶ施設を以て無制限の増産を行うことは繊維価格の一層の低落を招き、漸く安定の緒を示した輸出市場を惡化せしめ、繊維業界全体の市況を深刻化せしめ、延いては国内景気の一般の惡化を招くこととなる。
○政府委員(荻田保君) 今中田委員がおつしやいましたように、地方財政は最近非常にその状況が惡化して来ておるのでありまするが、終戦以来のことを私の総合的に考えましたことを基礎にいたしまして、傾向と申しますか、そういうものを申上げますれば、二十三年ぐらいまではいろいろやはりどさくさもありましたけれども、とにかく地方財政は動いておつた。
このだんだん下つて来ておる、だんだん惡化して来ておるという状態を失業保險からの給付額から見ましても、その実証を得ることができると思うわけでございます。六月におきまして三万八千名、失業保險の給付額は一日平均一人が百四十二円をまあ示しておりましたが、昨年の十二月になりますというと四万五千名に増加いたしまして、その給付額は一日一人平均百十円に低上いたしました。
同時にこれも中国一帶の問題でありますが、電気問題は電源開発という問題と並行的に、中国では昨年の夏以来の電力事情の惡化というものは、もう社会問題化しておる重大問題でありまして電源開発が本格的にできて、これが電気になるまでの数ヵ年間の問題としては、まだ全然解決のいと口なしにあるわけであります。
又次第に惡化して行くドル收支をどういうふうに合せて行くのか」等の質疑に対し、政府側より、「東南アジアの開発については、品目別に成る種の話合いが進められている。資金についてはアメリカの特殊な銀行等からの援助もあるようだし、アメリカの経済協力局資金の支出も期待される。
更に又最近は朝鮮の停戰交渉が進行いたしたために再度事業が惡化して参つたということが、中小企業全般の金融面を非常に圧迫しているのが現状だろうと思つているのであります。そこで先般來何か年末金融のために対策を講じなければならんじやないかということで、大臣から閣議にこれを提案いたしまして、そうして閣議でこれを審議したらしいのであります。
もございますので、これを恒久的にいいという措置をとることにつきましては、現在のところまだ十分なる結論を得ていないのでございますが、現在公益事業委員会内におきまして研究をいたしまして、こういうところには何とか持つて行きたいというふうに、委員のかたの御意見も承わりまして、事務当局におきまして委員会の御決定を願いたいというふうに考えておりますのは、年末のクリスマスから正月の五日頃までは、ネオンを電力事情が非常に惡化
二番目はどういうふうに書いてあるかというと、「国際情勢、特に極東における情勢がますます惡化しておること、現に過去六カ月間において物価は全く逆転の傾向を辿つていること。」これは十一月十日に……六月の朝鮮事変が始まつてから、十一月になつてから完全に物価が低落しつつあつたやつが逆に今度はどんどん上りかけているのだ、こういうことを言つているのであります。